早乙女凛子とホラーゲーム

「よっしゃ!

二十体は倒したぜ!」




「海斗、すごいよ。

やっぱり海斗は頼りになるね」




麻美が笑いながらそう言うと、海斗は顔を真っ赤にして照れていた。




「そんなことねぇよ。

こんなこと、当たり前だし……」




「海斗って、わかりやすいよね。

麻美に褒められて、あんなに照れるなんて。

見てるこっちが恥ずかしくなるよ」




「蒼太もそう思う?

海斗はこの緊急事態に、麻美が好きだオーラをプンプン出してるよね」




「言えてるよ。

いつもは強気のくせに、麻美の前でだけ、モジモジするんだからさ」




「ゼー、ゼー、ゼー」




息をきらして、やっとの思いで、雄大が階段を上ってきた。




私はそんな雄大に呆れて、ため息をついた。