早乙女凛子とホラーゲーム

海斗の蹴りが、一体のゾンビの胸にクリンヒットした。




するとそのゾンビは、海斗の強烈な蹴りで、勢いよく後ろに倒れた。




そして、幅二メートルの狭い階段で、一体のゾンビが倒れると、
まるで将棋倒しのように、次々とゾンビたちは倒れていった。




「海斗、やるじゃん!」




私は階段の上で、思わず小躍りした。




青い作業着に身を包むゾンビたちが、一斉に階段で倒れていく様は、まるでコメディだ。




だけど海斗は、自分の作戦が上手くいっても油断せずに、
背中に背負った機関銃をすぐに手に取り、倒れているゾンビたちに銃口を向けた。