早乙女凛子とホラーゲーム

「みんな待って!

雄大が追いついてないよ」




私はそう叫んで、みんなを呼び止めた。




するとみんなは、走るのを止めて、私の方を振り返った。




「マジかよ!

雄大のヤツ、鈍足にもほどがあるぞ!」




「でも、ほっとけないよ。

雄大は、私たちの仲間だから」




「みんな戻ろうよ。

オレたちは、みんな一緒に、この『ゾンビ街』を抜け出すんだ」




私たちが階段の下の方に目を向けると、逃げる雄大にゾンビの群れが迫っていた。




「まったく世話が焼けるぜ。

みんな雄大を助けに行こうぜ。

オレたちは一人も欠けることなく『ゾンビ街』を抜け出すんだ!」