早乙女凛子とホラーゲーム

「見つけたぞ、人間ども!」




私たちは、階段の上の方から聞こえてきたその声の方に目を向けた。




「夢や希望を持ってる人間は、憎しみの対象だ」




「人間を食って、オレたちの苦痛を和らげるんだ」




「こいつら食って、知性の薬をもらわなくちゃ」




「人間は、ゾンビをバカにしてる。

死体のくせにと思ってる」




私たちの目の前に現れたのは、青い作業着を着た醜いゾンビたちだった。




「どうする海斗?

オレたちの道がふさがれたよ」




「戦うしかねぇだろ!」




海斗はそう言って、背中に背負った機関銃を手に取った。




「知性を持っていても、ゾンビはゾンビだ。

油断してると、食われるぜ」




海斗のその言葉を聞いて、蒼太も機関銃を構えた。




早くしないと、階段の下からもゾンビたちがやって来る。




海斗と蒼太は、二人並んで、機関銃を乱射した。