早乙女凛子とホラーゲーム

「早速、試してみようぜ。

その手榴弾をよ」




海斗はそう言って、雄大の学ランをめくり、そこから手榴弾を一つ取り出した。




「みんな、オレが手榴弾を投げたら伏せてくれ。

それじゃ、行くぜ!」




海斗はそう言って、手榴弾の安全ピンを抜き、階段の前にいるゾンビたちに投げつけた。




海斗が投げた手榴弾が、階段前の床に転がる。




そしてその数秒後、手榴弾は火柱を上げて爆発し、数体のゾンビたちを吹き飛ばした。




「こいつはすげぇ。

これなら、ここにいるゾンビたちとも戦えるぜ」




「階段の前に道ができたよ。

みんな、早く行こう」




「そうね。

早くしないと、またゾンビたちに囲まれるよ」




「よし、この工場の上の階から、ゾンビと蘇りの薬を吹き飛ばそう」




私たちは一斉に走り出し、工場の階段をかけ上がった。