早乙女凛子とホラーゲーム

「ヤバいことになってきたな。

ヤツらは全力で、オレたちを襲ってくるぜ」




「早いとこ、どうにかしなくちゃね。

しだいにゾンビたちが集まってきたよ」




「みんな、見つけたよ。

上の階に行く階段はあそこよ」




私はそう言って、うごめくゾンビたちの背後にある階段を指差した。




「あのゾンビたちを倒して、階段を上っていくの!

上の階からダイナマイトを投げ込んで、この工場を吹き飛ばしてやるんだから」




「だけど、目の前には、たくさんのゾンビがいるんですよ。

それをどうやって、かいくぐっていけばいいんですか?」




雄大が弱気にそう言ったとき、海斗が雄大の顔を見て、ニカッと笑った。