早乙女凛子とホラーゲーム

「手榴弾とダイナマイトですよ。

そいつをこの作業場に投げ込んで、この工場ごと破壊してやりましょう」




雄大がそう言ったあとに、少しの沈黙が流れた。




そして私は深いため息をついたあと、雄大に言った。




「雄大は真面目に考えてるの?

手榴弾とかダイナマイトを工場の中に投げ込めれば、雄大の作戦は成功するかもしれないよ。

でもね、その手榴弾もダイナマイトも、どこにもないでしょ?

雄大は、もうちょっと、現実的なことを言いなさいよ」




「僕はめっちゃ、現実的なことを言ってますよ」




雄大はそう言って、自分が着ている学ランの内側をみんなに見せた。




すると雄大は、学ランの内側に手榴弾とダイナマイトをたくさん持っていて、
それを見た私は、目を丸くして驚いた。