早乙女凛子とホラーゲーム

海斗がそう言うと、私たちは巨大な工場を目指して歩き出した。




〈 ミッションクリアのためには、避けて通れない場所だけど、私たちは本当に生きてこの場所を出られるのかしら? 〉




機関銃の銃弾は、最大で二百発。




それしかない銃弾の数で、私たちはゾンビたちがうごめくあの巨大な工場を生き延びられるだろうか?




考えれば、考えるほど、不安は募り、膝が震えた。




私は、怖いことが嫌いだ。




でも、私はそれ以上に、弱音を吐くのが嫌いだ。




〈 私たちはきっと生きて、この工場を出てこれる。

ゾンビが何よ。

私たちは、絶対に負けない! 〉