｢凛子、オレはずっと前から凛子のことが好きだったんだ｣




神崎先輩のその言葉に、私の胸がキュンとなる。




イヤだ……。

私、このまま萌え死にそう。




｢凛子、オレはお前のことが好きだ。

だから、凛子……。

オレと付き合ってくれ｣





学校中のアイドル、神崎先輩に、私、告白されちゃった。




私、もうドキドキし過ぎて、自分が自分じゃないみたい……。




こんなとき、私は何て言えばいいのかしら？




神崎先輩、私で良かったら、お付き合いして下さい、かしら？




それとも、私も神崎先輩がずっと好きでした、かしら？




私がドキドキと音を立てる心臓の鼓動を感じながら、神崎先輩に言うべき言葉を探しているとき、
誰かが私のうしろから、私の肩を揺すった。