早乙女凛子とホラーゲーム

「秀樹さんが仲間になってくれたら、心強いわ。

きっと私たち、生きてこの『ゾンビ街』を抜け出せるよ」




私がそう言ったとき、秀樹は小さく首を横に振った。




「仲間になってやりたいけど、ゾンビハンターは、ピンチのときだけ現れるお助けキャラなんだ。

だから、オレたちはここでお別れさ。

みんながゾンビに食われないことをオレは祈ってるよ」




「そんなぁ……。

せっかく、心強い味方ができたと思ったのに……」




蒼太がそう言って、ため息をついたとき、秀樹はニッコリと笑って、
ウエストポーチに手を入れた。