早乙女凛子とホラーゲーム

「もうこれで、大丈夫だ。

海斗はもうゾンビにならずに済むよ」




「秀樹さん、本当ですか?」




麻美が心配そうな顔で、秀樹を見つめた。




「オレはゾンビハンターだぜ。

そのオレが言うんだから、間違いないよ」




秀樹のその言葉で、みんなに笑顔が戻った。




海斗は身体中のいたるところから血を流していたが、それでも笑顔で秀樹に言った。




「秀樹さん、助けてくれて、ありがとう。

今日のことは、忘れないよ」




「オレはオレの仕事をしたまでだ。

『ゾンビ街』のプレイヤーを助けなくちゃ、オレが存在する意味はないからな」




秀樹はそう言って、私たちに笑ってみせた。