早乙女凛子とホラーゲーム

「自暴自棄になるな。

お前はまだ生きられる」




私たちを救ってくれた小柄な男が、海斗にそう言ったのを私たちは聞いていた。




身体中から血を流している海斗のケガは、私の目から見てもひどかったけど、
この小柄な男は、海斗が助かることを確信しているみたいだった。




「さっきはオレたちを助けてくれてありがとう」




蒼太はそう言って、小柄な男に話しかけた。




「別に礼を言われることじゃないさ」




「あなたは、いったい誰ですか?

もしよかったら、名前を教えて下さい」




「オレの名前は、鮫島秀樹。

このゾンビ街に住んでいるゾンビハンターだ」




〈 ゾンビハンター? 〉




私は鮫島秀樹の言葉を聞いて、彼を見つめた。




ゾンビハンターって、いったい何だろうって。