早乙女凛子とホラーゲーム

私たちが背中に背負っている機関銃の銃弾は、二百発に設定されていて、弾切れが解消されるまで十分かかる。




だけど、今、私が握りしめている拳銃には何発の銃弾が込められているかはわからない。




拳銃の銃弾は十発なの?

それとも八発?

もしかしたら六発?




私はそんなこともわからないまま、小柄な男に迫るゾンビに、銃口を向けた。




私が銃口を向けた先には、ゾンビだけでなく小柄な男も立っていた。




私は流れ弾が小柄な男に当たるのが怖くて、握りしめた拳銃を撃ちきれなかった。




私の手のひらに、じっとりと汗がにじむ。




そのとき蒼太が、小柄な男に向かって必死に叫んだ。