早乙女凛子とホラーゲーム

麻美が放った銃弾が、ようやく一体のゾンビの頭を撃ち抜いた。




その瞬間、私はうれしくて胸が踊った。




〈 やった!

これであと三体! 〉




機関銃の乱射音が響く中、
麻美の機関銃の銃弾が、いつ切れてしまうかわからない不安が、私の心を覆っていた。




〈 お願い、麻美。

ゾンビたちを全滅させて!

私たち、みんなで生きて、この『ゾンビ街』から帰ろうね。

そしたら私は、また麻美と『ときめき逆ハーレム』の話をするの。

それが私たちの日常だから…… 〉