早乙女凛子とホラーゲーム

私たちがドリーム社のモニターのバイトに参加する前、
私たちは普通の高校生だった。




私と麻美は、大好きなスマホゲームの話を笑いながら毎日していた。




図書館をのぞけば、いつも本を読んでる蒼太がいたし、
校庭には、グランドを走りまわっている海斗がいた。




それが私たちの日常だった。




今思えば、私はそんな穏やかな毎日が、好きだったんだろうと思う。




『ゾンビ街』に来てからの私たちは、いつも生きるか死ぬかの瀬戸際で、
恐怖に怯えながら、機関銃を撃っていたから。




私は、みんなと一緒に、こんな悪夢の世界から抜け出したい。




私はもう一度、楽しかった日常をみんなと一緒に取り戻したい。