早乙女凛子とホラーゲーム

「食わせろ!」




ユラユラと体を揺らしながら、四体のゾンビが私たちに迫ってくる。




麻美は顔面蒼白で、機関銃を撃つのを止めて、怯えていた。




私はそんな弱気な麻美に、声を張り上げて叫んでいた。




「どうしたの、麻美!

撃たなきゃ!」




「でも、私の機関銃も弾切れしたら……」




「そのときは、そのときでしょ!

もう弾切れするまで、撃つしかないの!」




私たちの機関銃に再び銃弾が込められるまで、およそ十分。




目の前にいるゾンビたちは、十分間も私たちを待ってはくれない。




私は迫りくるゾンビたちに怯えながら、麻美が機関銃を撃つのを待っていた。