早乙女凛子とホラーゲーム

悪臭が漂うこの部屋の中に、次から次へとゾンビたちが押し寄せてきて、
蒼太はそのプレッシャーに押し潰されるように、叫んでいた。




「こんなにゾンビが来たら、また機関銃が弾切れしちゃうよ」




「何で蒼太は、いつも弱気なの?

もっと根性見せなさいよ!」




「凛子、だけど私もそろそろ、弾切れになる頃だとと思うよ」




「みんな、集中して、ゾンビの頭だけを狙おうぜ。

弾が切れたら、オレたちはおしまいだからな」




私は機関銃を撃ちながら、ドキドキしていた。




ゾンビを倒すのが先なのか?

機関銃の銃弾がなくなるのが先なのか?




その運命の瞬間は、刻一刻と迫っていた。




そして私が、一体のゾンビに狙いを定めて、機関銃の引き金を引いたとき、ついに機関銃の銃弾が切れてしまった。




私はそのことにドキリとして、息をのんで、身を固くした。