早乙女凛子とホラーゲーム

〈 凛子だ!

凛子が私を助けにきてくれたんだ 〉




麻美はそう思って、絶望的な今の状況に微かな希望を抱いた。




ゾンビたちは機関銃の音に反応し、ゾロゾロと部屋から出ていき始めていた。




このままなら、きっとやり過ごせる。




麻美がそう思ったとき、一体のゾンビが麻美の方を振り返って、体を揺らしながら迫ってきた。




「食わせろ!」




その醜い顔のゾンビが、うめき声を上げたとき、麻美の心臓がドクンと跳ねて、麻美は恐怖で、目を見開いた。