早乙女凛子とホラーゲーム

〈 解毒剤倉庫の五階にあるこの部屋に、きっとゾンビたちが来る。

私、どうすればいいんだろう?

私、死にたくない! 〉




麻美の心臓が自分に危険が迫っていることを察知して、早鐘を打ち始めた。




早くこの建物から逃げないと大変なことになってしまう。




麻美はそう思うと、流れ落ちる涙を拭って、ドアの方へと歩き始めた。




麻美は恐怖から、足が震えて、止まらなかった。




でも、モタモタしてはいられなかった。




ゾンビたちは、獲物を求めて、きっとこの部屋にやってくるから。