「行くしかねぇぜ。

オレたちは、仲間だから」




「オレの気持ちも、海斗と一緒だよ」




「私も行くよ。

私たちは仲間だから」




私たちの意思はまとまり、私は再び、解毒剤倉庫に入っていった。




麻美と瑞穂を守りたい。




私はそんなことを考えながら、仲間とともに、解毒剤倉庫の階段を上っていった。