早乙女凛子とホラーゲーム

「そんなの関係ねぇよ!」




海斗はそう言って、解毒剤倉庫を見上げた。




「麻美と瑞穂が殺られるのを黙って見てられるはずがねぇだろ!」




「海斗の言うとおりだよ。

オレたちは、仲間だから」




「だけど、私たちまで、ゾンビに殺られてしまうかもしれない……。

二人はそれでもいいの?」




私は解毒剤倉庫の中にいるゾンビの群れを思い浮かべた。




この建物の中に、今、何体のゾンビがいるだろう。




私はそんなことを思うと、胃がキュッと痛んだ。