早乙女凛子とホラーゲーム

「解毒剤倉庫から銃声が聞こえてきたぜ。

凛子、もしかしてこの解毒剤倉庫には……」




海斗が顔色を変えて、私にそう言ったとき、私はハッとして、叫んでいた。




「解毒剤倉庫には、まだ麻美と瑞穂がいるの。

機関銃を撃ったのは、麻美か瑞穂よ!」




「それはヤバイよ!」




蒼太が起き上がって、私に言った。




「機関銃を乱射したってことは、二人が危ない目にあってるんだ。

早く助けに行かなくちゃ……」




「だけど、蒼太……」




私はそう言って、蒼太の顔を見つめた。




「この解毒剤倉庫には、ものすごい数のゾンビがいるよ。

きっと私たちだけじゃ、倒しきれないくらいに……」