早乙女凛子とホラーゲーム

私の体が重力に逆らえず、勢いよく地面に墜ちていく。




私はそのことに心臓が止まりそうなくらいの恐怖を感じていた。




無防備な私の体が、地面に向かって墜ちていくのが怖くて、私がきつく目を閉じたとき、
柔らかな感触が私の体を包み込んだ。




そして、私の体を支えた蒼太が、私の体の重みに耐えきれずに、地面に倒れる。




私は、そんな蒼太の両腕に包まれ、心臓をドキドキとさせながら、ゆっくりと目を開けた。




「イタッ。

凛子、普段からダイエットしておけよ」




私の体を抱きかかえながら、顔歪めて、蒼太が言った。




もう助からないかもしれないと思っていた私は、また蒼太に助けられた。




頼りなくて、優しいだけの男だと思っていたのに、蒼太はまた自分の体を張って、私の命を救ってくれていた。