早乙女凛子とホラーゲーム

〈 カーテンを繋ぎ合わせるの。

そしてそのカーテンを何かに縛りつけて、そのカーテンを伝って、外に逃げよう。

私なら、きっとできる。

だから、急がなきゃ 〉




私は自分が思いついたアイディアを信じて、次々とカーテンをカーテンレールから引きちぎっていった。




そして、その引きちぎったカーテンとカーテンを私は急いで縛り始めた。




「食わせろ!」




部屋の中に入り込んできたゾンビが、うめき声を上げて私に迫ってきた。




私には、いよいよ時間がなかった。




私は三枚のカーテンを繋ぎ合わせると、それを近くにあった机に縛りつけ、
窓の外に垂らした。




「食わせろ!」




一体の男のゾンビが、体を左右に揺らしながら、ヨダレを垂れ流し、私をにらんだ。




私はそのゾンビの不気味な顔にゾッとして、カーテンが垂れ下がっている窓へと逃げていった。