私はバスケ部のイケメン部長、神崎先輩に体育館の裏に呼び出された。




放課後の体育館の裏で、私と神崎先輩が二人きりで向き合う。




「凛子、今日は来てくれてありがとう。

じつはオレ、どうしても凛子に言いたいことがあって……」




神崎先輩が真顔で私にそう言うと、神崎先輩はそこで言葉を区切って、私の顔を見つめていた。




私はイケメンの神崎先輩の顔を見ると、胸がドキドキして、息が苦しくなった。




神崎先輩、放課後に私と二人きりで、このシュチュエーションって、
もしかして、愛の告白ですか?




だとしたら、私はうれしすぎて、死んじゃいます。




ああ、私、どうしたらいいの?




ドキドキし過ぎて、息ができない……。




神崎先輩が私を見つめたまま、何も言ってくれないから、
私は戸惑ったままうつむいた。




すると神崎先輩は、ようやく、うつむく私に話しかけた。