早乙女凛子とホラーゲーム

〈 早く解毒剤倉庫に行かなくちゃ、瑞穂が発症しちゃう。

そんなのって、絶対に嫌だよ。

私は瑞穂をゾンビにさせない 〉




私たちが全力で走り出すと、それに反応して、ゾンビたちが私たちに寄ってきた。




私たちの目の前にあった脱出口は、しだいに狭まっていき、私はそれを見ていて、ドキドキしていた。




〈 脱出口がなくなっていく。

ゾンビの群れは、まるで押し寄せる津波みたい。

次から次へと溢れてくる…… 〉




そのとき、私たちの背後から銃弾が飛んできて、脱出口を塞ごうとするゾンビたちを倒していった。




私はそれが和真の援護射撃だと思い、ありがたかったけど、和真が放った銃弾が自分たちにも当たるかもしれないと思うと、怖かった。