早乙女凛子とホラーゲーム

「どういうことだよ?

これって、ドリーム社の新作のモニターのバイトだろ?

それなのに、二度と目が覚めないとかって、どういうことだよ!」




「私、イヤだよ!

こんなところをゾンビになって、さ迷い続けたくないよ!」




「ドリーム社は何を考えてるんだ?

おかしいだろ?

こんなソフトは欠陥品だ!」




『ゾンビ街』のプレイヤーたちが、驚愕の真実に不満を爆発させていた。




私はその怒声を聞きながら、自分の今の状況が怖くて、体がカタカタと震え出した。




〈 どういうことなの?

私たち、そんなこと聞いてないよ……。

私はただの夢だと思ったから、この『ゾンビ街』に参加したのに…… 〉




高藤はみんなの怒声が響く中で、顔色も変えずに話を続けた。