早乙女凛子とホラーゲーム

「それじゃ、行くぜ!」




そう言って海斗が、北側にいるゾンビたちに向けて、機関銃を乱射した。




海斗が放つ銃弾は、ゾンビたちに命中はするものの、なかなかゾンビの頭には当たらなかった。




ゾンビたちに手こずっている海斗の後を追って、蒼太と和真が機関銃を乱射し始めた。




重なり合う銃声が辺りに響き、北側にいるゾンビたちが、一体、また一体と倒れていった。




でもゾンビたちは、倒された以上に数を増し、辺りを埋め尽くすようにして、私たちに迫っていた。




〈 機関銃の銃声が、ゾンビたちをおびき寄せている。

このままじゃ、ゾンビは増える一方だわ 〉




私が背後を振り返ると、もうすでに、百体近いゾンビが私たちに迫っていた。




私はその光景を見ると、ゾッとして、心臓が飛び跳ねた。