早乙女凛子とホラーゲーム

すると、私のスマホの画面が奇跡の部落の地図に変わり、その地図の中にある一つの建物だけが、赤く点滅していた。




私はその赤く点滅した建物に目を向けると、『解毒剤倉庫』と名前が書いてあった。




私はその文字を見て、顔を上げると、泣き続けている瑞穂に言った。




「瑞穂、ゾンビウイルスの解毒剤があるよ。

私たちは全力で瑞穂を助ける。

だから、安心して。

瑞穂は私たちの仲間だから」




「凛子さん、私……、本当に助かりますか?」




「瑞穂の傷は浅いから、発症までには時間があるはずよ。

だから、もう泣かないで。

瑞穂は絶対に助かるから」