早乙女凛子とホラーゲーム

私が銃口を向けたゾンビは、まだ若い女のゾンビだった。




どうして死んでしまったのかはわからないけど、きれいな顔立ちのそのゾンビは、生きていれば幸せになれた女かもしれなかった。




死んでも生き返りたい。

永遠の命が欲しいと願う。

それはいつの世も同じかもしれないけれど、
私が見てきたゾンビは、どれもが悲劇の存在だった。




私は情けをかけずに、ゾンビたちをこの世から解放してあげたい。




永遠の眠りこそが、ゾンビたちの幸せだと私は思うから。