早乙女凛子とホラーゲーム

「きゃぁぁぁ!」




祥子のつんざくような悲鳴が部屋の中に響いた。




貴広がゾンビに食われているのは、祥子にとって悪夢でしかなかった。




「さぁ、もう少しで蘇るぞ!

亜矢子のウイルスは強力なんだ」




浅田先生がそう言って、不気味に目を輝かせた。




「嫌だ……。

私、怖いです……。

見ていられないです……」




瑞穂がそう言って、自分の目を覆った。




そしてそのとき、棺桶の中から死者は起き上がり、祥子を見ると、うめき声を上げた。




「食わせろ!」




それは祥子にとって、まさに悪夢の瞬間だった。




私は浅田先生が行った残酷な演出を言葉を失いながら、見つめていた。