早乙女凛子とホラーゲーム

「あんな金の亡者が、五十万円で死者を蘇らせるなんて、おかしいよ」




私は蒼太にボソリとつぶやいた。




「オレもそう思うんだ。

あの浅田先生って、絶対に悪人だから」




「私、嫌な予感がするの。

あの祥子って女性が悲しむような……」




「亜矢子、こっちに来なさい」




浅田先生がそう言うと、白いワンピースを着た十歳くらいの女の子がやってきた。




「このお金のない女が、死んだ男を蘇らせて欲しいらしい。

だから、亜矢子。

その男を蘇らせてあげなさい」




「うん。

パパ、わかった」




私はそう言った亜矢子の顔を見て、ゾッとした。