早乙女凛子とホラーゲーム

「祥子、百万円を出しなさい。

そうすれば、貴広を蘇らせよう」




何もしゃべらない祥子に浅田先生がそう言ったとき、
祥子は瞳に涙をいっぱいにためて、浅田先生に話し始めた。




「浅田先生、私は五十万円しか、お金がありません。

でも、不足分は必ず払います。

だから、貴広を蘇らせてくれませんか?」




「金を持たない者に私は興味がない」




「私、貴広がいないと生きていけません」




「ならば、死になさい。

あなたにはまだ、道が残されている」




「お願いします。

私、何でもします。

だから、貴広を……」




祥子がそう言って、涙を流したとき、浅田先生は不気味に笑った。




「それでは私の愛娘を呼ぼう。

亜矢子ならば、貴広を蘇らせれる」




浅田先生がそう言ったとき、私は嫌な予感がして、体が震えた。