早乙女凛子とホラーゲーム

「信一、知性の薬の代金、五万円を出しなさい」




浅田先生にそう言われ、信一の動きがピタリと止まった。




信一は浅田先生のその言葉で、幸せな気持ちが一瞬だけ消え失せていた。




信一は、ポケットから財布を取り出し、五万円を抜き取ると、それを浅田先生に渡した。




「知性の薬の効き目は、午後六時までだ。

それは毎日、毎日、変わることのないサイクルだ」




浅田先生はそう言うと、サディスティクに目を細めた。