早乙女凛子とホラーゲーム

「知性の薬のことは、私たちも調べました」




私はそう言って、和真の顔を見つめた。




「だけど、浅田先生ってヤツはスゴイよな。

死者を知性を持ったまま、蘇らせるなんて」




「だけど、和真さん、その発明は人間を幸せにはしないぜ」




海斗はそう言って、顔をしかめた。




「知性を持ったゾンビは、呪われた存在なんだ。

自分はゾンビなのに、人間に戻りたいって、そんな叶わない願いにしがみついているなんて悲劇だぜ」




「きみたちも、知性を持ったゾンビと話をしたのかい?」




芳樹が私たちを見つめてそう言った。




「はい、私たちは知性を持った悲しい親子のゾンビに会いました。

あのゾンビたちの存在は悲劇です。

蘇りの薬は悪です!」