早乙女凛子とホラーゲーム

私と蒼太が話していると、海斗、麻美、瑞穂の三人も集まってきた。




私は憂うつな気持ちを抱えながらも、ミッションをクリアするために浅田先生の工場のことを話し始めた。




「康彦の日記を見てわかったよ。

蘇りの薬は奇跡の部落の一番奥の山の中の工場で作られているの。

蘇りの薬を作っているのは、知性を持ったゾンビたちよ。

だから私たちはミッションをクリアするために、ゾンビの群れの中に行かなくちゃ」




「ゾンビの群れって、ヤバイですよ。

私、怖いです」




「いったい、何体のゾンビがいるかだよな。

いくら機関銃を持ってるからって、撃ち続ければ、弾切れになるぜ」




「危険よね。

無事でいられる保証はないわ」




「でも、私たちは行かなくちゃ」




私はそう言って、みんなに目を向けた。




「人間がゾンビになって蘇るのは、悲劇よ。

康彦みたいな呪われた存在が、蘇りの薬がある限り、増え続けるの。

だから私たちは、悲劇の連鎖を断ち切るために、その工場に行かなくちゃ」