早乙女凛子とホラーゲーム

康彦の呪われた体に、機関銃の銃弾が何発も当たった。




康彦の体は銃弾を浴びる度に左右に踊り、そして康彦が頭部に銃弾を受けたとき、康彦はこの世から意識を手放し、バタリと床に倒れ込んだ。




海斗は興奮した様子で機関銃のを下に向け、肩で息をしていた。




そして部屋の中に静寂が訪れたとき、私の心の中に、妙な虚しさが込み上げてきた。




〈 生きてるって、いったい何だろう?

息して、歩いて、誰かと話して……。

生命活動が続いている生き物は、ひとくくりにみんな生きているって言うんだと思う。

だけど、ゾンビみたいに絶望を引きずりながら生きている生命体は、何のために生きているの? 〉




私は動かなくなった二体のゾンビを見つめながら、心に誓った。




〈 私は醜く、おぞましい姿になってまで、生きていたいとは思わない。

私が早乙女凛子でいられなくなったとき、私はこの世から意識を手放すべきなんだ。

ゾンビはこの世に存在しちゃいけないよ。

ゾンビには未来がないんだから 〉