早乙女凛子とホラーゲーム

「おのれ、人間!」




康彦は、唇がなくて歯がむき出しになっている醜い顔で海斗を見た。




「お前たちに、オレたちの悲しさがわかるか?

知性を失いたくはない。

だけど、元の人間には戻れない。

この呪われた体の中に、オレの知性は住み着いている!」




康彦は絶望が浮かび上がる黄色く濁った目で、私たちをにらみつけた。




「お前たちのその体をオレにくれよ!

その夢と希望に満ちた健康な体をオレにくれよ!」




康彦はそう言って、フラフラと私たちに近づいてきた。




「その新鮮な肉をオレに食わせろ!」




康彦はそう言って、海斗に襲いかかった。