早乙女凛子とホラーゲーム

「何かもめてるみたいだね」




蒼太が小声でつぶやいた。




「普通に会話してるけど、本当にゾンビなの?」




麻美はそう言って、私に目を向けた。




「間違いないよ!」




私はそう言って、さっき見た二体のゾンビの顔を頭の中に思い浮かべた。




「私は人間とゾンビを見間違えないよ

この家の中にいるのは、絶対にゾンビだよ!」




「たとえ、ここにいるのがゾンビでも、オレたちは行くしかないぜ。

奇跡の部落のことを誰かに聞かなくちゃ、ミッションクリアをできないからな」




「私、怖いです」




瑞穂がいつものように泣きそうな声を出したとき、私は瑞穂をギロリとにらんだ。