早乙女凛子とホラーゲーム

「そんなことって、本当にあるの?

ゾンビって、人間を食うことにしか興味がない知性を持たない連中じゃないの?」




「特殊なゾンビかもしれないぜ。

ここは奇跡の部落だ。

特別なことがあっても不思議じゃないぜ」




「話をするゾンビなんて、怖いです。

私、もう膝がカクカク震えてます」




「みんな、この家の中に入ろうぜ!」




海斗がそう言って、みんなの顔を見まわした。




「ゾンビと会話ができるなら、それもまたチャンスだ。

オレたちは五人。

それに機関銃も持っている。

警戒さえしていれば大丈夫さ。

もしものときは、ヤツらの頭を機関銃でぶち抜こう」




海斗の言葉にみんなが納得し、私たちはこの家に入るために、玄関に向かった。