早乙女凛子とホラーゲーム

「まぁ、いいじゃん。

誰がビビリかなんて、今夜になればわかるんだから」




「今夜はみんなで助け合おうね。

私は正直、ちょっと怖いの」




「やっぱり麻美みたいに素直だと、守ってやりたくなるよな」




「何それ?

海斗は私が素直じゃないって、言いたいの?」




「凛子、お前怖いよ。

被害妄想で怒んなよ」




「別にいいの。

私、素直でかわいい女の子を目指してないから」




「だよな。

凛子はわがままで、気が強くて、口が悪くて……」




「蒼太、それ以上言うと、本気で怒るよ!」




私がそう言って、蒼太の顔を見たとき、私の大切な友だちは、みんな楽しそうに笑っていた。