早乙女凛子とホラーゲーム

「ごめんなさい……。

私、泣き虫で弱虫なの。

私も凛子さんと同じで、ホラーが大嫌い。

それなのに、どうしてホラードリームになんて手を出したのかなぁ」




瑞穂はそう言って、涙を拭った。




「凛子さんって、強いんですね。

私、凛子さんがうらやましいです」




「私は強くない。

ただ口が悪いだけよ」




「そうなんだよ。

オレたちも、男勝りで、困ってるんだ」




「蒼太、余計なこと言わないの!」




「凛子さん、蒼太さん。

もしよろしければ、私も仲間に入れてもらえないですか?」




「あなたが仲間に?」




私はその言葉に驚き、思わず、いつもよりも高い声で、そう言っていた。