早乙女凛子とホラーゲーム

「明日、奇跡の部落に行って、浅田先生に会ってみれば、いろんなことがわかるよ。

どうしてゾンビみたいな存在を作ったのかとか」




「だけど、その浅田先生って、気味が悪いわ」




「まぁ、ろくなヤツじゃないと思うぜ」




「明日もたくさんのゾンビと会うのかと思うと、憂うつね」




「凛子、心配するな。

ゾンビたちは、オレが全滅させてやる!」




「うわぁ、さすが海斗。

頼もしい!」




麻美がそう言って、海斗を褒めた。




「ねぇ、蒼太。

明日の意気込みは?」




私が蒼太にそうたずねると、蒼太は気のない声で私に答えた。




「できるだけ頑張るよ。

でも、オレもゾンビが怖いんだ」




私は海斗とは対照的な蒼太の答えに、がっかりして、ため息をついていた。