早乙女凛子とホラーゲーム

「『ゾンビ街』の世界にも、人間がいたのかよ。

奇跡の部落かぁ。

ここにはどんな人間がいるんだろう」




「普通の優しい人ならいいよね。

それだったら、仲良くなれるし」




「蒼太はバカじゃないの?

ホラードリームに優しい人ばかりいるはずがないでしょ。

この奇跡の部落でも、私たちはきっと、怖い思いをするのよ!」




「だけど、奇跡の部落って、どこだろう?」




麻美がそう言ったとき、海斗が真っ先に答えた。




「そういうことは、スマホで地図を見ればわかるぜ」




「なるほど、そうよね」




麻美は海斗の言葉に納得して、スマホで『ゾンビ街』の地図を開いた。