早乙女凛子とホラーゲーム

「和真さん!

和真さんは、オレたちをバスに乗せて助けてくれた人じゃないですか!」




海斗は感動して、声を上ずらせていた。




「本当に私たち、何度も助けられて……。

和真さんはまるで、ヒーローです!」




麻美がときめいている乙女のような顔で、和真を見ていた。




「和真さん!」

「和真さん!」

「和真さん!」




『ゾンビ街』のプレイヤー全員が、和真に心から感謝していた。




もしも和真がいなかったら、今の自分たちがどうなっていたのか。




そんなことを想像すると、和真にいくら感謝しても、感謝しきれないと、ここにいるみんなが思っていた。