早乙女凛子とホラーゲーム

ドリーム社のロゴ入りの機械についている映写機から、高藤の姿が映し出され、浮かれていた私たちから笑顔が消えた。




高藤は、私たちを苦しめているドリーム社の人間だ。




私たちはドリーム社に騙されて、このホラーゲームに参加していた。




たった五万円くらいのバイト代で、命がけのホラーゲームに参加させられると思っていた人なんて誰もいなかった。




海斗は高藤の顔を見ると、あからさまに敵意を剥き出しにし、高藤をにらみつけた。




「あの野郎、ぶっ殺してやる!」




「止めなよ、海斗。

あそこにいる高藤は、ただの3D画像よ」




私はそう言って、海斗をなだめたが、海斗の怒りは収まらず、高藤に殴りかかった。