早乙女凛子とホラーゲーム

「凛子や麻美までついて来たら、オレと海斗がエレベーターを降りた意味がないだろ。

エレベーターに乗れる人数が限られていたから、オレと海斗はエレベーターを降りたんだ。

それくらい、わかれよ。

エレベーターを降りたせいで、もう二度とリアルな世界に帰れないかもしれないんだぞ!」




「私だって、それくらいのこと、わかってるよ。

私がリアルな世界に戻れなくても、それは私の勝手でしょ。

私は蒼太と海斗だけを残して、自分だけが助かりたくないの!」




「何でだよ、凛子!」




「それは……」




私はそう言って、何も言わずに黙り込んだ。