早乙女凛子とホラーゲーム

私はそのチャットの書き込みに望みを託した。




私たちの残り時間は、およそ二十分。




チャットの書き込みで、ドリーム社のロゴ入りの機械の場所がわかれば、
私たちはきっと助かる。




私はスマホを握りしめ、ドキドキしながら、自分が書き込んだチャットの文字を見つめていた。




〈 どうか私のこの書き込みに気づいて下さい。

もう私たちには、チャットの書き込みだけが頼りなんです。

これがダメなら、私たちはゲームオーバー。

私たちは、ゾンビの餌になって…… 〉




「みんな、これできっと助かるよ。

凛子の書き込みは完璧だよ。

あとはドリーム社のロゴ入りの機械がある場所を教えてもらって、その場所に行くだけだよ」




「蒼太は単純でいいわね」




「凛子、それってどういうことだよ?」




「まだわからないの?」




私がそう言ったとき、麻美が不安そうな顔でポツリと言った。