早乙女凛子とホラーゲーム

「海斗はいつも冷静だな。

海斗はリーダーに向いてるよ」




「そうね。

蒼太は頼りないから」




「何だよ凛子、こんなときまで」




「今はケンカしてないで、早く下の階に逃げよう。

またゾンビたちが集まってくるかもしれないから」




麻美にそう言われ、私は蒼太の悪口を言うのを止めた。




「それじゃ、行こうぜ!」




海斗はそう言うと、ゾンビたちの残骸を踏み越え、走っていった。




私たちもそんな海斗を追って、ゾンビの残骸を踏み越えて、走り出した。