早乙女凛子とホラーゲーム

「海斗、凛子はさぁ、助けてやっても、毎回、こんな感じなんだ。

本当に信じられないよな」




「だから、さっき言ったばっかりだろ。

凛子はありがとうって言葉を知らないんだよ」




「そうだよな。

凛子以外の女なら、絶対にありがとうって言うよな」




「凛子は、ツンデレなんだよ。

いつも素直になれなくて、ツンツンしてだろ。

凛子は病気なんだよ。

治らない心の病だ!」




「二人とも、うるさいよ!」




私は涙を拭って、振り返った。




「私は病気でも何でもないの。

これが普段通りの私なの。

この性格を直すつもりなんて、少しもないから。

私はいつでも、どこでも、私なの!」




私のその言葉に、蒼太と海斗は呆れていた。